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里親サイトで子猫の里親探しをした体験談と見つけ方のポイントを書いてみたよ

先日、野良猫の子猫を拾いました。

私も家族もみんな猫好きなので、このまま飼うか悩みましたが、長男が猫アレルギーなので里親探しをすることに。

どうなることかと思いましたが、運よく飼ってくれる方を見つかり、無事子猫を届けることができました。

この記事には、ネットでの子猫の里親探しをしてみた体験談と見つけ方のポイント、その時の心の葛藤(笑)を書いています。

これから猫の里親探しをしようと考えているあなたの参考になる部分もあるかと思うので、是非お読みくださいませ。

置いて行かれた?病気の子猫を保護

子猫を保護した経緯はこんな感じでした。

ある日、近所で野良猫の子猫が1匹取り残されているのを子供たちが発見。

見に行くと、猫風邪をひいているのか目ヤニがひどく、目が腫れてほとんど開いていない状態…。

野良猫なのに人を怖がる様子もなく、近づいてくるので、

ものすごーく迷いましたが、

「かわいそうだよ~!」

という子供の言葉に促され、動物病院へ連れていくことにしました。

 

診断結果はやっぱり「猫風邪」。

目薬を処方してもらい、猫の離乳食などを与えてやるとみるみる回復していきました。

里親サイトで里親探しをすることに

子猫を保護した時はうちで飼うことも考えましたが、長男は猫アレルギー…。

そんなにひどいわけではないので悩みましたが、飼ってくれる人がいればその方がいいと思い、ペットの里親サイトに登録して里親探しすることにしました。

登録したのは、

  • ペットのおうち
  • ネコジルシ

の2つ。

ペットのおうちは、猫だけでなく犬や小動物などペット全般の里親探しができるサイトで、譲渡誓約書を交わすのが必須だったり、個人間でペットの医療費などを請求するのが禁止だったりと、安全なやり取りができるよう配慮されている印象。

⇒ペットのおうち

ネコジルシは猫専門のサイトで、里親募集だけでなく、愛猫の写真や日記をアップできる猫好きさんのためのサイトという感じです。

譲渡誓約書のフォーマットも用意されていますが必須ではなく、医療費等の請求も募集者の判断に任されているので、ペットのおうちよりも自由度が高いです。

⇒ネコジルシ

ジモティーという不用品をやり取りするサイトでも里親募集ができますが、見たところ私の住む地域ではあまり活発にやり取りされていない印象だったので、今回は登録しませんでした。

ネコジルシで2件の応募が!

ペットのおうちとネコジルシに登録してから1日程で、ネコジルシの方に応募が1件ありました。

どんな方かとプロフィールを見てみると、30代の独身男性…。

独身男性って里親募集では敬遠されがちなんですよね。

虐待される心配がある…という理由で、応募条件に「独身男性お断り」となっている場合も多いです。

それって確かに偏見ではあるのですが、カワイイ子猫をお譲りするわけですから、心配になるのは募集者の心情としては当然かな…と思います。

私もちょっと不安ではあったのですが、やり取りしてみてから判断しようと思い、募集条件を本当に了承していただけるかなどを確認するメッセージを送ってみました。

この辺のことは別の記事で詳しく書いてます。

⇒独身男性は猫の里親になれない?!でも私が断わった理由は○○です。

そうこうしているうちに、ネコジルシの方にもう1件応募が来ました

こちらの方は、お子さんもいて家族でお住まいの女性。

しかも長年猫ちゃんを飼っていて、今現在飼っている猫のお友達に、と応募してくださったのです。

もう、こちらとしては願ったり叶ったりの相手だったので、迷わず2件目の応募者さんにお譲りすることにしました。

 

ペットのおうちはというと、閲覧はされるものの、反応なし。

色々な口コミを見ていたら、ペットのおうちよりもネコジルシの方が決まりやすいという意見があったのですが、そのとおりだな~、と思いました。

たまたま、かもしれませんけどね。

里親サイトにのせるときに気をつけたいポイント

私が里親サイトを利用してみて、安心して子猫を託せる里親さんと出会うために必要だな、と感じたことをまとめてみました。

複数のサイトにのせる

事情があって猫を飼うことができないのですから、なんとかして里親になってくれる人を探したいですよね?

であれば、できるだけ多くの人の目に触れるように、複数のサイトに載せるようにしましょう。

登録するサイト数の分だけ目につく機会が増えて、里親が見つかる可能性が高くなります。

とりあえず1つのサイトに登録してしまえば、残りのサイトにはコピペで文章を入れればいいので、あまり面倒なことはありません。

猫の魅力が伝わる写真をたくさん載せる

里親サイトで一番重要なのが「写真」です。

里親サイトを見ていると、パッと見て「かわいい!」と感じる写真の猫ちゃんは、すぐに里親さんが決まっていく印象があります。

でも、写真がたった1枚しか載っていないものや、ピンボケ写真でイマイチ猫ちゃんのお顔や姿がわかりづらいものも結構あります。

実物はかわいいネコちゃんなのかもしれないのに、写真が良くないせいで里親さんが見つかるチャンスを逃しているのでは??という募集者さんも多い気がします。

猫ちゃんのお顔のアップ、猫ちゃんの模様や色、スタイルが良くわかる全身の写真、かわいい仕草を撮った写真、眠っている姿…などなど、素敵な写真を目いっぱい載せるとその猫ちゃんの魅力が伝わりやすいと思います。

応募条件をきちんと書く

これも重要な部分ですが、信頼できる方に里親になってもらうため、トラブル防止のために必要と思うことは応募条件にもれなくのせましょう。

私の場合は、

  • 完全室内飼いしてくれる方
  • 避妊・去勢手術を受けさせてくれる方
  • 2,3回程度飼育状況をメールで報告してくれる方
  • 自宅へお届けするのを了承してくれる方

などを応募条件にしました。

完全室内飼いや避妊・去勢手術は最低限必要なことだと思い、記載。

飼育状況の報告や自宅へのお届けは、虐待目的の人をシャットアウトするために記載しました。

保護団体の方の募集などを見ていると、もっと厳しい条件をたくさん載せている場合もありますが、あまり条件が厳しいと応募してもらえなくなるので、その辺のバランスはよく考えて決めました。

どんな条件にしたらよいかわからないという場合は、他の募集者さんの募集内容を参考にするといいと思いますよ。

アピールポイントを忘れずに書く

猫ちゃんのアピールポイントもしっかり記載しましょう。

写真では見た目のことしか伝わらないので、猫ちゃんの健康状態や性格、保護した経緯などについても書いておくと、どんな猫ちゃんなのかがより伝わるので、応募者さんも安心して応募してくれると思います。

それから、情報は正確に、嘘は絶対書いてはいけません。

私の場合は、子猫を保護した当時、猫風邪で目ヤニなどがひどかったこと、通院治療して体調が回復したことなどもきちんと記載しました。

病気だったことを書くと、飼い主が見つかりにくいんじゃないか…と思うかもしれませんが、子猫を引き渡した後にそんなの知らなかった!と言われてトラブルになる方が困ります。

きちんと事実を書いておくことで、応募者さんに「この人は信頼できる人」と安心してもらえるメリットもあります。

募集内容に記載されている内容からも人柄って伝わる気がするので、この人なら大丈夫そう!と思ってもらえる、誠実な文章を心がけて書くようにしましょう。

問い合わせにはレスポンスを早く・丁寧に

問い合わせや応募があったら、早めの返信と丁寧な対応をしましょう。

相手が応募したいと思っていても、問い合わせへの返信がなかったり、遅かったりすると「やっぱりもういいや。」となって応募してくれなくなるかもしれません。

里親さんが決まるせっかくのチャンスが台無しになってしまいかねないので、連絡はすばやく丁寧にを心がけましょう。

里親を選ぶ時の決め手は○○

私の場合、2人の方からご応募いただいたのですが、一番の決め手は「人柄」でした。

最初にご応募いただいた方は独身男性ということでちょっと不安だったんですが、それ以上にメッセージのやり取りがあまりにも淡泊で、その方の「人となり」が伝わってこなかったんです。

それが独身男性であること以上に不安でした。

信用していいかどうか判断できない相手にはかわいい子猫を渡すことは出来ないですよね。

 

もう一人の方は、なぜ里親になりたいか?や今まで猫を飼ってきた経歴などを詳しく知らせてくださって、この方なら大丈夫!と思わせてくれるやり取りができたんですよね。

実際にお会いしてみたら、思っていた通り安心して子猫を託せる方でした。

顔が見えないとはいえ、文章のやり取りだけでもある程度人柄が伝わってくるものですね。

別れる悲しさ・つらさがある

子猫の里親さんが決まったのは嬉しかったのですが、少しの期間でも家族同様に過ごした猫ちゃんと別れるのは、切なく悲しかったです。

子猫とはたった18日間しか一緒にいませんでしたが、あっという間に情がうつり、家族みんなが子猫の虜になってしまっていたので…。

なので、子猫をお渡しした後、いなくなった家に戻ると本当にさみしい気持ちになりました。

あぁ…、やっぱりそのままうちで飼うべきだったかな…なんて考えたりもしました。

里親さんからは、子猫をお渡ししたあと何度かメールで写真や動画をいただいていたのですが、いつまでもご連絡いただくのは申し訳ないと思い、感謝の気持ちを伝えて連絡し合うのはやめてしまいました。

それに、会うこともできない子猫の様子を間接的に見ているのは余計に切なくなってつらい、というのもありましたので…。

今頃どうしているかな…としばらくは辛い気持ちでいましたが、いつの間にかすっかり平気になってました(笑)。

まあ、気持ちは時が解決してくれるんですよね。

いまは、子猫が信頼できる方の元で幸せに暮らしているので、本当によかったなと思っています。

里親探しで猫を幸せにしてあげよう

最初はどうなることかと心配でしたが、私の努力?と運が良かったおかげで安心して子猫を預けられる里親さんと巡り合うことができました。

子猫を保護した時は、飼うつもりもないのに安易に拾ってしまったことを後悔したりもしたのですが、素敵な方に飼ってもらうことができて、最低限の責任を果たせたかな、と思います。

私の経験が、これから里親探しをされる方の参考になれば嬉しいです。

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