先日、カンジダ膣炎(膣カンジダ症)にかかってしまいました。
カンジダは何がつらいって、あのかゆみですよね…。
そして患部が患部だけに病院に行くのもためらってしまう…なんてことは私にはなく、早く痒みから解放されたくて病院へ行きました。
その時の症状や治療経過など、体験談を書いておこうと思います。
あぁ、治ってよかった。
かゆみとおりものでカンジダを疑う
私の場合は、まず股間がなんとなくかゆいな?というところから始まりました。
はじめはそんなに気になる程度ではなかったのですが、1日、2日…と日を追うごとにかゆみが強くなっていき、これはもしや?!と思い鏡でアソコを見てみると、白いおりものが…!!
これはヤバいな、ということで婦人科を受診しました。
受診したのは痒みを感じ始めてから1週間ほどしてからでした。
症状を先生に話して、内診。
赤くなっていたのか「掻いたねぇ~。」と先生。
デリケートですからね、そんなに掻きむしったつもりはないんですが(笑)、ちょっと掻いただけで傷つくんですよねぇ。
先生曰く、見た限りではカンジダだね。とのこと。
ただ、はっきりしたことは検査しないとわからないため、おりものを検査していただくことに。
カンジダの膣錠を入れてもらい、かゆみ止めの塗り薬(強力レスタミンコーチゾンコーワ軟膏)をいただきました。
結果が出るまで2日程かかるとのことで、2日後また受診するよう言われて帰宅。
膣カンジダ症の治療を受ける
2日後病院へ行くと、結果はやっぱりカンジダ。
私が受けた治療は、膣内に錠剤を入れるというもの。
膣錠を6日間病院へ通って入れてもらう治療です。
本当は毎日続けて通う方がいいらしいのですが、私の先生は2,3日おきでもいいよ、とのことでした。が、早く治したかったので可能な限り日を開けずに通いました。
それから、新たにカンジダ用の塗り薬、「ケトコナゾールクリームニゾラール」という長ったらしい名前の軟膏をいただきました。
カンジダの菌を殺菌する薬のようですね。
使えるのは1日2回までで、それ以上は使わずに、かゆみが気になるときは最初にもらった強力レスタミンコーチゾンコーワを使うように言われました。
病院へはなるべく日を開けず通ったのですが、土日をはさんだため2日程通わなかったら、その2日間の間、少しずつ良くなっていたかゆみがちょっと復活してしまいました。
毎日診察台で内診を受けるのは気分がよくありませんでしたが、膣錠のおかげでかゆみがよくなっていったので、開き直って通いました。
カンジダ膣炎(膣カンジダ症)の原因と症状・治療の注意点
カンジダと判明した時、お医者様から頂いた注意書きにはこう書かれてありました。
原因
カンジダ菌という真菌(カビの一種)は体に常在していて、これが増えすぎることによって起こるのが膣カンジダ症。
疲れているときや病気で抵抗力・免疫力が弱まっているとき、妊娠中、抗生物質を使用しているとき、高温多湿の環境にあるときなどに起こりやすい。
症状
・クリームチーズや酒粕のような白色または黄白色のおりものが増える。
・外陰部のかゆみや腫れが起きる。
治療中の注意点
・膣内はなるべく洗わない。
・入浴時には外陰部を石けんではなく、お湯で洗う。(石鹸が刺激を与える場合があるため)
・治るまで性行為は避ける。
・膣錠での治療中に生理が来たら、治療を中止して生理が終わってから治療を再開する。
・患部が蒸れないように通気性の良い下着を着用する。
・症状がなくなっても完治していない場合があるため、医師の指示があるまで治療を続ける。
それから、私がお医者様から聞いたのは、お風呂はいつも通り湯船に入ってよいということと、気になるなら下着は家族と別に洗った方がいいということでした。
完治するまでしっかり治療を!
結局、治療を始めてから10日程で症状は治まりました。
初めて通院した時お医者様に、疲れてないか、風邪をひいていないかを訊かれましたが、確かに睡眠不足で疲れがたまっていたので、体の免疫力が弱くなっていたのかもしれません。
カンジダというと、よく性感染症と間違われるのですが、そうではなく、身体の中の菌が増えすぎてしまったことで起きるのがカンジダなので、性行為のあるなしに関係なく起きるものなのです。
私も母に、「旦那さんも病院へ行かなきゃ!」と勘違いされてしまいました…。
かゆみって程度にもよりますが、痛みよりも我慢するのが難しい、つらい症状だと思います。
カンジダはきちんと治療しないと再発する場合もあるそうなので、かかったら迷わず病院へ行くことをおすすめします!